windt’s blog 7th Butterfly

2016/11に甲状腺乳頭癌の手術をしました。それに関わる記録を残しておきます。

入院決定

入院先をどうするか数日考えた結果、やはり専門の伊藤病院に診てもらったほうがいいと思った。仕事を2週間程度休むのは厳しいが、年内に手術が終わるならば年明け1-3月の激務には耐えられると考えた。

その結果を胸に再び病院へ。診察室で今後のスケジュール(手術までにする検査等)の説明があり、別室で入院の予約をした。

病室は個室だと10月、大部屋だと11月末が最短で入れるとのこと。個室の方がまわりに気を使わずに過ごせると思ったが、1日あたり3~4万追加料金を取られるため止めて大部屋の予約を取った。金曜日入院で月曜日手術、退院が金曜日と8日間となった。

入院まで5ヶ月。その頃は季節が冬になっている。まだまだ遠い先に思えてくるだなぁ。

伊藤病院での検査

 

紹介された伊藤病院に行った。伊藤病院には検査のため、以下の回数通った。

(1)4月上旬:初診 血液検査、エコー検査

(2)(1)の約1週間後:検査結果を聞く、細胞診の予約

(3)6月中旬:細胞診

(4)(3)の1週間後:細胞診の結果を聞く

 検査は前の病院でもやった血液検査とエコー検査の他、細胞診(下穿刺吸引細胞診)を行った。これは、甲状腺のしこり部分に細い針を刺して細胞を採取し病理検査により腫瘍が良性か悪性か判定するものである。

首付近に針を刺すのでちょっと怖い感じもあったのだが、針も細くそんなに傷みは感じず1分足らずで終わった。

これらの検査の結果、やはり甲状腺乳頭癌の可能性(99%)を告げられた、腫瘍の大きさは14mm程度、手術で甲状腺の切除と周辺リンパ節の郭清を行う必要があるとのこと。甲状腺の切除範囲は今後術前検査を行って決めていくそうだが、私の場合腫瘍のある左葉だけになりそうである。

今後は、手術をどの病院でするか検討して決まったら報告する流れとなる。伊藤病院で手術する場合、病室ベットの空きの関係で半年程度待つ必要がある。もっと早くしたい場合は他の病院を紹介するとのこと。子どもの高校受験もあるし仕事は年末に向けて忙しくなるので早めに出来るに越したことはないのだが、また病院変わってというのも手間がかかるし。結局その場で即決せずに少し時間をもらって検討することにした。

 

人間ドックで甲状腺異常見つかる

2月に受けた人間ドックの結果が届いた。確認したところ胸部CT検査の結果「甲状腺左葉に石灰化」という記載があり、再検査を受診することになった。

3月中は仕事の都合で病院に行けそうもないので、4月に入ってから病院に行くことにして、予約を取った。

再検査は血液検査とエコー検査の2つ。エコー検査は、首から肩にかけてゼリー(ジェル)を塗り、機器を当てて検査するもの。痛み等はない。検査室に入り技師の方が検査を始めたのだが、モニター画面を見ながら何度もチェックしたり、途中で医師を呼んで協議したりかなり長い時間かかった。

その後の診察で、医師に「甲状腺に腫瘍がある。おそらく悪性(癌)である。」ことを告げられる。悪い結果は予測していたけれど、癌とは思わなかったので動揺したのだが、私のものは乳頭癌といわれる比較的進行が遅いもので、あまり心配しなくてもよいとの説明があった。

今後については、この病院では治療(手術)は出来ないので、今後は専門の病院に診てもらうように勧められた。専門の病院とは渋谷にある「伊藤病院」というところだった。

紹介状とエコー検査の画像を収録したCD-Rを受け取って帰宅。心配ないと言われてもやはり落ち着かないので来週早々にも伊藤病院に行くことにした。